ロンドンのカジノのルーレットで危険な賭けをする女

ストレス、って言葉だけじゃ足りないぐらい、最近の私は心が荒れてた。
仕事はうまくいってる。
セクシー女優やヌードモデルとしての仕事も、ストリップショーでの注目度も悪くない。
けど、人って贅沢だよね、手に入れたものに満足できなくなるの。
あの時の私は、何もかもぶち壊したい気分だった。
ストレス発散、そう自分に言い訳して、ロンドンのカジノに足を踏み入れた。

ルーレットプレイヤーのプロフィール

初めてのカジノじゃないけど、ここは一段と豪華だった。
天井高いし、シャンデリアがキラキラしてて、床のカーペットもフカフカで、まるで映画の中にいるみたい。
けど、それでもなんか息苦しいの。
華やかさと、みんなの目が突き刺さる感じがしてね。
私みたいな人前でエッチしちゃう女が来るような場所じゃないかもしれないって思ったけど、もうどうでも良かった。

ルーレットのテーブルに近づいた時、あの緊張感に満ちた音が耳に入ってきた。
ディーラーの低い声、チップがテーブルに置かれるカチャカチャって音、そしてウィールが回るゴロゴロって響き。
なんだろ、心臓がドクドクするの。
普段はステージで視線を浴びるのに慣れてる私だけど、ここでは違う種類のプレッシャーがある。

「美しい人がこんなところにいるなんて、珍しいねw」 そんな言葉が耳に入ったのは、テーブルの横に座った時だった。
振り向いたらスーツを着たイギリス人風の男が微笑んでる。
その隣には、もう一人フランス人っぽい男もいて、二人とも見るからに金持ちそう。
でもその目が、私じゃなくて、私の肌や体を値踏みしてる感じがしてね、嫌だった。
普段は笑って受け流すけど、その日はイライラしてたから、ちょっとやり返してやろうと思ったの。

「賭けはお好き?」なんて甘い声で聞いてくるから「好きかもね。見てなよ」とだけ言って、目の前にあるチップを3と6にスプリット、4と5にスプリット、そして7にストレートアップで置いた。
ルーレットって、ただの確率ゲームだって分かってる。
でも、なんかその時の私は「7」に惹かれたの。
運命なんて言葉を信じるのは馬鹿みたいだけど、その時は本当にそう思った。

ベット位置

あ、そうそう、この賭け方、名前あるんだw
37564ベットw
読み方は、みな⚪︎ろしベットw

「そんな賭け方、運がないと勝てないよ」なんて、隣の男たちがまた小声で笑ってる。
黙ってろ、って思いながら、ディーラーがウィールを回すのをじっと見てた。
ボールがウィールの中で跳ねて、ゴロゴロと音を立てる。
その音が、だんだん小さくなって、私の心臓の鼓動と重なった。

回転するウィール

「7!」ディーラーの声が響いた瞬間、周りが静まり返った気がした。
その時のスリルと言ったら、もう最高。
隣の男たちが目を丸くしてるのを見て、思わずニヤリとしちゃった。
「運がないと勝てないんだっけ?」そう言ったら、彼らはちょっと気まずそうな顔で笑ってた。

けど、私の中の衝動は止まらなかった。
また同じように3と6、4と5、そして7にチップを置いた。
彼らが何か言うのも聞こえないくらい、私はルーレットに集中してた。
ディーラーが再びウィールを回す。
さっきと同じ音、でも今度はもっと大きく響いて聞こえた。
ボールが跳ねるたびに、息が詰まる感じがして、でも目を逸らせなかった。

「7!」再び同じ声が響いた瞬間、もう笑いが止まらなかった。
周りの人たちもざわついて、隣の男たちが拍手を送ってきたけど、その拍手が全然嬉しくなかった。
ただ、彼らの目に見えたのは、私をただの「女」じゃなく、勝者として見るようになった視線。
それが最高に気分良かった。

その後も続けるべきか迷ったけど、2回の大勝利で満足して、私はテーブルを離れた。
カジノの外に出た時、夜風が肌に触れて、やっと現実に戻った気がした。
チップを現金に換えてもらったら、ちょっとした大金になってたけど、それよりも、男たちを黙らせたっていう達成感が何よりの収穫だった。

私にとって、あの夜のルーレットはただの賭けじゃなく、自分がどれだけ強いかを証明する場だったんだと思う。
ロンドンの夜空の下、カジノの入り口で大きく息を吸い込んで、自分に「お疲れ様」と言ってあげた。